Rev.025

ME初の自作マシン「PC−ME1」の作成過程をレポートするコーナーです。(^.^)v

PC-ME1/80T1 (CPU:Pentium/800EBMHz)
1.構想を練る
| 購入年月 |
1992年 6月 |
1993年 4月 |
1996年10月 |
199?年 |
| 機種名 |
PC-9801EX2 |
PC-9821As |
PC-9821Xv13/W16 |
自作機? |
| FSBクロック |
12MHz |
33MHz |
66MHz |
100MHz? |
| CPU |
80286 |
i486DX |
Pentium |
PentiumII |
| CPUクロック |
12MHz |
33MHz |
133MHz |
400MHz? |
| ODP |
4x86 |
5x86 |
Pentium/MMX |
| ODPクロック |
33MHz |
100MHz |
200MHz |
MEが今まで所有してきたPCを振り返ってみると、FSBクロックが倍上がると買い換えてきたようである。また、CPUの世代で2世代以上差が付いたら限界だとも思ってきた。また、最近ではPCの寿命は2年と言われるようになってきた。
1998年になって、FSBクロックが100MHzの物が出現した。CPUはPentiumからPentiumProを経てPentiumIIの時代になってきた。今のマシン(Xv13)にそれ程不満があるわけではないが、Windows98の登場に合わせて、そろそろPCを強化したいという気持ちになってきた。
では、マシンは何にするか? NTなどを触っていると、安定性、高速性からAT機が優れ、今更PC−98シリーズを買う気にはなれなかった。今まで通りのNECでNXというのも考えたが、AT機の亜種と言うイメージが強く、今ひとつ魅力に欠けた。当然、パワーアップもするのだから、M/B(マザーボード)や拡張カードに汎用の物を使っているメーカの方が、改造がしやすい。EPSONダイレクト、TWO TOP、TEACシステムクリエイト、PROSIDE等が候補に挙がった。しかし、自分が使いたい拡張カード(特にSCSIカード)の組み合わせは見つからず、PCマニアとしてもここは自作するしかないと言う結論に達したのであった。
では、欲しいマシンとは何だろう。まず、M/Bは定評のあるASUSTeK P2B、CPUはPentiumII/400MHz、メモリはECC対応で128MB。SCSIは絶対にSCSI−2。というのも接続する機器が多いので、1.5mしかSCSIケーブル延ばせないUltraSCSIではなく、3mまで延ばせるSCSI-2。転送速度は遅いが、接続したい機器(MO、CD−R)はほとんどがSCSI-1で動いているものであり、速度は要求されないから。他の拡張ボードはGAがAGPで、サウンドカードは音質の良いもの(自作の音楽を取り込むため、特に入力がノイズに強いもの)、NICは適当。
2.パーツを集める

まずはケース。ちょくちょく開けるケースだから、ケースが簡単に開いて
そこそこの大きさのあるミドルタワーの物を探すことにした。結局、テクノバードのTH762というATXケースを購入した。ベイは、5インチベイ×2、5インチ/3.5インチ×1、3.5インチ×2、3.5インチシャドウベイ×1。左右のパネルがネジ無しで空けられる。ちゃんとリセットスイッチも付いている(最近のPC−98の電源はソフトウェア制御だが、その代わりリセットスイッチが無く不便だった)し、フロントのWindowsロゴ風の吸気口がとってもお洒落。(^_^)。

次はM/B。チップセットに440BXを採用したASUSTeKのP2Bをチョイス。最初から、M/Bはこのメーカにしようと考えていた。信用出来るメーカであるが、それ以上の選択の理由もない。とにかく、P2Bが欲しかったのである。(^_^)

次は拡張カード。ドライバのアップデートやサポートを考えて、なるべく国産の物で固めることにした。GAはI/Oデータ製のGA-7408/AGP2。i740を搭載して2Dも3Dもそこそこでとにかく安い。(あとでトラブルに巻き込まれるのだが...)
SCSIカードはI/OデータのSC−PCI。以前、会社で別メーカのSCSIカードを使っていたが、ドライバをアップグレードしたらまともに動かなくなった。I/OデータのはXv13/W16でも稼働実績があったし、こまめにドライバやBIOSのアップデートがされているので、これにした。何を隠そう、一番最初にGetしたのがこのカードで、このカードを生かすためにPCを組み立てを初めたのだから。(^_^)
サウンドカードは定番のSound Blasterを。PCIバスの物にしたかったが、高品質な物が欲しかったのでISAバスのAWE64Goldをチョイス。と言っても別にMIDIの音質などは気にしていない。だって、外付けのMIDI音源があるから。(^.^)v
NICは100BASE対応で安かったのでMELCOのLGY-PCI-TXRを選択。会社でもMELCOのCバス用NICを使っているから、PCIバス用の安いこのNICも大丈夫だろうと。(^_^)
あとは、MSのインテリマウスを用意。

SCSIカードは用意したが、HDはE−IDEにした。SCSIのHDはSCSI-2からUltraSCSIに移行しており、高速ではあるが非常に高価な物になっている。で、HDは容量が命なので、Ultra ATA/33の8.4GB、SEAGATE ST38641Aをチョイス。

FDDは動けばどこのでも良い。(^_^; ただ、2ドライブにしたかった。σ(^_^)は古い人間なので、FDが1ドライブだと不安。FDのコピーは2ドライブに限るし、Bドライブが存在しないのにCドライブがあるというのが98族として、精神上良くないからだ。ということで、ミツミ製のFDをGet。

以上の物は市内のパーツ店で購入できたが、肝心なCPUやメモリが入手できなかった。そこで日本橋まで出かけてこれらを探すことにした。CPUは、PentiumII/400MHzと決めていたが、T店には在庫がなかった。450MHz版が出る前で、在庫調整をしていたようだ。他の店を知っているわけでもなく、仕方なく350MHzで我慢することにした。50MHzの違いは体感できる程の違いじゃないからと、自分に言い聞かせた。(^_^; まあ、500MHz以上のCPUが出るのも時間の問題だろうし、それに買い換えれば済むことだし...
メモリはPC100対応でECC、128MBの物を。SDRAMは相性の問題が良くあるようなので、P2Bでの動作保証をしているMELCOのVSJ-ED128MK2をGet。

CD−ROMはCD−Rとの相性を考えてSCSIのものをチョイス。PIONNERの32倍速CD−ROM、DR-566をGet。
| パーツ名 |
メーカ |
機種名 |
購入価格 |
| ケース |
テクノバード |
TH-762 |
\15,799 |
| M/B |
ASUSTeK |
P2B |
\29,799 |
| CPU |
intel |
PentiumII/350MHz/リテール品 |
\72,000 |
| メモリ |
MELCO |
VSJ-ED128MK2 |
\38,000 |
| HDD |
SEAGATE |
ST38641A |
\39,799 |
| FDD |
ミツミ |
不明 |
\4,100 |
| CD−ROM |
PIONNER |
DR-566 |
\16,800 |
| GA |
I/O DATA |
GA-7408/AGP2 |
\16,799 |
| SCSIカード |
I/O DATA |
SC-PCI |
\9,800 |
| サウンドカード |
クリエイティブメディア |
Sound Blaster AWE64 Gold |
\22,799 |
| NIC |
MELCO |
LGY-PCI-TXR |
\5,999 |
|
|
合 計 |
\293,294 |
あとは、既存のMOドライブ、CD−R、キーボード、プリンタ、CRT、MIDI音源、UPS、TA、モデム、Hubを使用する。
買ったパーツをまとめると、このようになる。結局、これだけ集めるのに約30万円掛かった。
3.パーツを組み立てる

パーツが集まったら、早速組立だ。まずは、ケースから準備した。ケースの両側のパネルを外し、上部のパネルを外す。

それから、5インチベイと3.5インチベイのシャドウパネルを少しずつ前後に揺すって、何度もペコペコさせて切り取る。慎重さと根気強さが必要だ。シャドウパネルが外れたら、CD−ROMとFDD、HDDを取り付ける。

また、M/BのI/Oポートに合わせてI/Oパネルもシャドウパネルを外した。

今度は、M/BにSLOT1用のCPUガイドレールを装着。CPUクーラのストッパーはM/B付属の物ではなく、CPUに付属していた物を使用。

CPUはリテール品なので、CPUクーラも付属している。ちゃんと冷えるCPUクーラを探したり、取り付けたりする必要もない。CPUファンの動作もintelが保証してくれるからだ。

次はメモリ。3.3VでPC100対応のECCなSDRAMで、CL=2のDIMMである。それ以上、説明しようが無い。(^_^;

CPUをCPUガイドレールに挿して固定する。CPUファンの電源を接続し、メモリを装着。それから、FSBクロックとCPUクロック倍率のジャンパピンを設定。キーボードによる電源Onのジャンパピンも設定した。

CPUとメモリを装着したM/Bをケースに取り付ける。予めM/Bでネジ穴の場所を確認しておくのがポイント。ネジ穴スタンド5本とスペーサ1個でM/Bを固定した。

電源をM/Bに接続し、FDDケーブルとIDEケーブルを接続。FDD、HDD、CD−ROMにもケーブルと電源を接続。なお、上に輪を描いて伸びているケーブルはCD−ROMからのオーディオケーブルである。

続いて、拡張ボードを挿す。まずはGAだ。AGPスロットにGA-7408/AGP2をセットする。

次は、SCSIカード。σ(^_^)のマシンの特徴はSCSI機器の多さである。CD−ROM、CD−R、PCカードリーダ、MOの計4台を接続する。

お次はNIC。我が家には2台のプリンタがあるが、その切替が面倒なのでページプリンタにプリントサーバを接続してある。そう、このNICがなければ印刷が出来ないのだ。そして、mobio NXとのデータリンクにもLANは使用する。流行の家庭内LANと言うヤツだ。といっても、Hubが1台あるだけなのだが。(^_^;

最後にサウンドカード。ISAバス用ではそれなりのもの。ホントはデジタル入出力が欲しかった。MIDIもジョイスティックポートから分岐するタイプ。直接MIDI出力が出来るタイプが理想だが、あとからサイズ的に無理な事に気付いた。(^_^; ここまで組み上がったところで、マシンの起動テストをすることにした。
4.マシンを稼働させる

ニューマシンのO/SにはWindows98を用意した。それどころか、Plus!98もリソースキットまで用意した。しかし、大変なのはここからだった。
BIOSの設定とHDフォーマットのためにMS-DOS 6.2/VのFDをセットして起動させたのだが、起動画面が表示されない。GAの不良かとも思い、Xv13のGA、milleniumを挿すが一向に変化せず。サウンドカードだけがISAなので、そこでコンフリクトが起こっているかと思い、その原因を確かめるべく、GA以外のカードを全て抜いて起動さた。すると見事に、BIOSの画面が表示されたのである。1枚ずつカードを増やして状況を見たが、なんと全部挿しても起動した。どうやら1度にカードを挿したためにBIOS側でリソースを調整しきれなかったのだろう。

BIOSを設定して、HDをフォーマット。そしてWindows98をインストール。ここまでは順調だった。で、GAのドライバを組み込んだら... Windows98が起動しなくなった。今から考えると、PCIスロット1との競合やレガシーデバイスとのコンフリクト等が考えられたのだが、その時点でアタマは真っ白。
セーフモードではWindows98が起動するが、ノーマルモードではGAを認識してドライバが組み込まれた途端に元の状態になる。640*480の解像度で使い続けるわけにも行かず、結局PCIバス版のmilleniumIIのバルク品を
喫茶ロン(!?)で2万円で購入。これでようやくWindows98が稼働した。他の拡張ボードのドライバも組み込み、各種ソフトをインストールして、無事メインマシンは稼働開始した。なお、GA-7408/AGP2を同じ店で買い取って貰ったことは言うまでもない。完成したマシンには、「ME−P2/350」と名付けた。MEのP2な350マシンという意味だ。(^_^;
5.改造開始!

電源ユニットのファンはすごく静かである。逆に、筐体内の温度が上がりすぎないかと気になりだした。そこで、ファンを付けることにした。
まず取り付けたのが、吸気用のファン。8cmと大型だが、パネルの穴が小さくあまり効果はなさそう。

CPUの熱はちゃんと排気されているのだろうか? 拡張ボード類の熱は大丈夫かとケースをよく見ると、スロットの上部にファンの取り付け穴があるではないか!! その時、ケースが「ここにファンを付けて!」とささやく声がした。(^_^; で、めでたくここにもファンを取り付け。5cmの大きさだが、かなり風量がある。これで熱暴走することはないだろう。

現システムでのSCSIとCD−Rの安定稼働を確認して、CD−Rを本体に組み込むことにした。CD−Rは外付けタイプのI/OデータCDR-TX412。これをバラしてドライブだけにして5インチベイの中段に納めた。

5インチベイの下段が空いている。このベイは3.5インチの物もセットできるので、5インチではなく3.5インチの物を組み込みたくなったが、何を入れようか迷った。MOを入れることを考えたが、組み込んでしまうと別のPCへの接続方法が絶たれてしまう。MOは外付けのまま使用することにした。
結局、今後のデジカメライフを考慮してSCSI接続のPCカードリーダを買うことにした。内蔵タイプのものは専用のボード(それもISAバス)を使用するものばかりである。確かにPCカードであれば何でも接続できるのだが、母艦にはSCSIカードやLANカード、モデムカードなんて不要だし、IRQが余計に消費される。結局、外付けでSCSI接続するI/OデータのCardDock-EX/SCを選んだ。

これもCD−R同様バラして内蔵する。分解はドライバ1本で簡単に出来る。組み込み時に問題になったのは、SCSI IDの設定と電源であった。ボード上にIDらしきジャンパピンがあったので、それを設定。電源はFD用のコネクタだったので、変換コネクタを用意。一か八かで接続して電源On。やはりジャンパピンはID設定用の物だった。これで無事にPCカードリーダも筐体内に内蔵できた。

サウンドカードのところで、デジタル入出力の付いているものが欲しいと書いた。しかし、それらが付いているものは非常に高価で10万を下らない。だからAWE64Goldで我慢していたのだが、7/25にそれを買ったあとに聞いたSB Live!の噂。PCIバス用のサウンドボードで、デジタル入出力にMIDIポートもある。これは買うしかない! ということで、\31,800でGet。(Sound Blaster AWE64 Goldは友人に買い取って貰った。)

これが、そのSB Live!だ。雑誌には音源チップの事や4chサラウンドシステムのことがが載っているがそんな事はどうでも良かった。重要なのはデジタル入出力があること。
ボードは2枚組でメインボードには音源とアナログの入出力が付いている。ボード上にCDのオーディオだけでなく、CDデジタルやモデム、AUXまで用意されている。サブカードにはデジタル入出力とMIDIの端子がある。これで自作の曲をMDからデジタルでPCに取り込むことが出来る。

ところが、SB Live!のデジタル端子はコアキシャル(同軸ケーブル)で、MDは光コネクタ。せっかくのデジタルが接続できない。オーディオメーカのカタログを片っ端から捲ってみたが、そんな変換器はなかった。半分諦めかけていて近くの電気屋に行った。そこで目にした分厚いカタログ。そう、オーディオ界の
サンワサプライとも言うべき
オーディオテクニカのカタログだった。ページを少し捲るとそこに目指す物があった。それがこのAT−DSL5(\13,000)である。セレクターの機能もあるが、これで光とコアキシャルを自由に変換できる。

最終的にPCの中はこのようになった。拡張ボードはPCIのみでGA、SCSI、NIC、サウンドの4枚。フラットケーブルはFD、IDE、SCSIである。当初30万だったこのマシンも、ファン、GA、PCカードリーダ、サウンドカード、同軸光変換で10万円程余計な出費となった。うーみゅ、40万円のマシンか。(^_^;

ということで、これが完成した「ME−P2/350」です。5インチベイは上からCD−ROM(SCSI)、CD−R、PCカードリーダ。3.5インチベイは、FDDが2基。エンブレムは、PentiumIIの「intel inside」シールだ。
6.ME−P2/351

昨今アプリケーションの肥大化は凄まじく、8.4GBもあるHDDが手狭になってきた。システム用の領域を2GBにしていたがそれでは足りず、3GBに拡張したのだが、FAT32になったため、システムコマンダーでNTが起動できなくなった。また、Windows2000用のエリアやLinuxも入れてみたくなってきた。
そこで、「ガチャコン」こと「HDDリムーバブルケース」を採用することにした。これで、筐体を開けることなく、HDDを交換してO/Sの切り替えが出来る。
でも、困ったことが発生する。すでに5インチベイは満杯で、何かを外さなければガチャコンが入れられない。今回はPCカードリーダを外し、元々は行っていた筐体に戻して外付けとすることにした。

PCカードリーダを外すのは良いが、すでに外付けの640MBのMOドライブがあるので置き場所に困る。既にHubとルータが同じデザインでスタックされているので、MOとPCカードリーダもスタックして見た目と置き場所を解決したい。そこで、PCカードリーダと同じI/Oデータ製のMOを買うことにしたのだが、今更640MBのMOを買っても仕方ない。ここは当然1.3GBのGIGAMOを買うことにする。(^_^;
SCSIカードは既に持っているが、今のカード(SC-PCI:I/O DATA)ではCD−ROMからのブートができない。そこで、CD−ROMブートをサポートしているUltra SCSIカード、SC−UPCI付きのGIGAMOを買った。

たまたま、雑誌(
DOS/V Power Report)に付いていた
「電車でGO! 2 高速編」の体験版をやってみた。電車の運転というのは少年が必ずあこがれるものの一つであり、σ(^_^)も例外ではなかった。ただ、人前で恥をかくのは好きではないので、ゲーセンでやったことはなかった。でも、その面白さは、「笑っていいとも! 増刊号」で実証済みであった。
体験版で思わず填ってしまったMEは、ふと気づいたときには、そのソフトを手にレジ前に並んでいたのであった...... ただ、このソフトは強烈に高性能なハード環境を要求する。パッケージには「PentiumIIIでお楽しみ下さい」と書いてあるし、GAも最近の3D対応のものでないとDirectX6.1で画面表示が出来ない。milleniumIIでも表示は出来るのだが、画面上にゴミが出てしまう。
そこで、
喫茶ロンに相談。安いRIVA TNTかBansheeのGAを紹介してもらうことにした。結局、不要になった640MBのMOを買い取ってもらい、そのお金で3D BLASTER banshee AGPをGET。

ということで、MO、SCSIカード、GAカードが入れ替わり、「ME−P2/351」に進化した。最後に拡張カードをもう一度眺めてみよう。
上からAGPにBanshee、PCIバスは一番上が空きで、2番目がUltra SCSI、3番目がNIC、4番目がサウンドカードである。なお、サウンドカードにはデジタルI/Oサブカードが接続されているが、さらにとオプティカルデジタルI/Oサブカードを増設し、DATからの光デジタル出力を直接接続する。なお、以前、光とコアキシャルを変換するために買ったAT−DSL5は、光ケーブルの中継器として活躍している。(光ケーブルの最大長は10mであるが、市販されているのは5mまでである。単なる中継器を使用しても良かったが、レーザ光の減衰によるデータロスが発生しないように、使用。)

でこれが、正面から見たME−P2/351である。5インチベイは上から、HDDリムーバブルケース、CD−ROM、CD−Rという並びになった。
7.ME−P2/352
さて、今度の改造は性能アップと言うより、最終型への移行である。と言うのも、訳あってこのPCを別の場所に移設し、全く別の自作マシン
「ME−CL/466」を組み立てることにしたからである。

ME−P2/351からパーツを流用するのは、CD−Rとサウンドカードである。サウンドカードはデジタル入出力付きであるが、これほどのハイスペックである必要はないので、ロースペックな物と交換することにした。と言っても、妥協するつもりなんて全くない。(^_^; ということで、Sound Blaster Live! Gamer Editionのバルク品を\8.8kでGET。

で、このグッドなサウンドを何で鳴らすかというと、CD−Rの空いたスペースを埋められ手軽に鳴らせる内蔵スピーカだ。今回はLEDのレベルメーター付きのもの(ヤルサス SP-400 \3.5k)を選んだ。

ということで、これが最終完成型(!?)のME−P2/352である。CD−ROMで音楽CDを再生しているところを撮影した。内蔵スピーカのLEDが派手で、きれい。やはり、PC野郎はスケルトンと光り物には目がないものである。
それから、エンブレムを貼った。ホントは特注で
「MEマーク」を作りたかったところではあるが、どんな色を付けたら良いのか思いつかなかったので、無難な市販品を付けたのであった。
この後、この愛機は自宅を離れ、会社で第二の人生を歩むことになった。
8.P2B−ME46H4(ME-CL/469)
ME−CLのCPUをP3/550Eに強化したため、Celeron/466が余ってしまった。それをこのマシンに乗せることにした。P2BのSLOT1は、SECC専用であるため、ドータカードが取り付けられない。そこで、ユニバーサルリテンションキットを買い、それと交換した。ついでに、FDDを3MODE対応のもの(TOMCAT製 \4,980)に交換した。3MODEでないとPC−98用の1.25MBが読み書きできないからねぇ。(^_^;
で、名称は「ME−CL/469」になったんだけど、CPUが変わるとごろっとPC名が変わることになるので、M/B名をPC名に加えることにした。で、改めて「P2B−ME46H4」と呼ぶことにした。
9.P2B−ME46H5

P2BF−ME55J5のHDDインターフェイスをFasttrak66に換えたので、Ultra66が余った。それをこのマシンに乗せることにした。HDDもRAID化の際に買った予備のHDD(WD/136BA)を載せることにした。

で、中の様子はこんな感じ。P2BのPCIスロット5つをすべて使い切った。
| スロット | スロット種別 | カード | 機種名
|
|---|
| 1 | AGP | GA | 3D Blaster Banshee
|
| 2 | PCI | NIC | LGY-PCI-TXR
|
| 3 | PCI | IDE | Ultra66
|
| 4 | PCI | SCSI | SC-UPCI
|
| 5 | PCI | Sound | Sound Blaster Live! |
これで起動順番は、FDD、IDE、SCSI、Ultra66の順となる。これをデバイスで言うと、FDD、2段目のHDD(ATA/33)、CD−ROM、1段目のHDD(ATA/66)になる。
10.P2B−ME46H6
G400をP2BF-MEに搭載したので、Voodoo3が余った。それをP2B-MEに搭載。今度はBansheeが余った。これを
喫茶ロンへ持って行き、RIVA128/PCIと交換、これを友人のマシン(ValueStarR)に搭載しようという、実に4段階スライドビデオカード換装大会となった。(^_^)
11.PC−ME1/80T1
さて、今時のCPUと言えば、Pentium!!!。それもCoppermineと呼ばれるセカンドキャッシュがオンダイのタイプ。
ASUSTeKのホームページを見ていると、Coppermineに対応しているかどうかはM/Bのリビジョン(正確には電圧制御ICの型番)によって決まる。で、手元にあるP2Bでは対応していない。これ以上CPUの性能を上げるには、M/B自体を変えるしかない。そう、次のマシンに移行するしかないのだ。
まず、M/B選びはCPUとチップセットの選択で絞られる。CPUは今後の支流となるSocket370のFC-PGA対応にしたい。チップセットは... i820は、RIMMスロット数で発売延期、MTHのバグでSIMMが使用不可能。しかし高価なRIMMには手が届かない。と言うことで却下。i810はビデオチップ内蔵型。この性能が劣り、AGPが使えないので却下。残るは440BXとi815E。
i820の失速により、440BXは現役選手として生き残った。発売から時間が経ち、枯れたチップセットであるが故に、BIOSでのチューニングはすばらしい。お気に入りのASUSTeKでSocket370で440BXなM/Bと言えば、CUBX。440BXで不利なATA/33をカバーするためにATA/66対応のIDEコントローラが別に載せてある。ただ、そのチップがマイナーなため、Win2K用のドライバが入手困難(そのチップメーカにメールを送るしかない)。
もう一つの選択肢は815E。PC133、AGP4X、ATA/100に対応している。ASUSTeKではCUSL2。ただ、発売間の無いのが心配。こんな時は
NiftyのFASUSが貴重な情報源となる。現時点での問題点は以下の通り。
- ダブルサイドのメモリは認識されないことがある。
- BIOSアップデート後にCMOSクリア(コイン電池を外して5分ほど放置)しないと再起動しない場合がある。
- FastTrak66でストライピングを構成している場合、HDDをプライマリとセカンダリに分けて接続していると書込速度が遅くなる。また、Ultra66が認識されない。
1番目の問題は、シングルサイドなら良い。メインマシンは2枚ともダブル。サブマシンはシングル1枚、ダブル1枚。シングルサイドのメモリをもう1枚買えば何とかなる。
2番目の問題は、もうちょっとフォーラムでの情報を集めるしかない。それに、今みんながアップデートを試しているBIOSはベータ版で、正式版ではないから、もうちょっと成り行きを眺めていれば...
3番目の問題は、2台ともプライマリに接続し、マスタ・スレーブに設定すればいい。サブマシンではFastTrakではなくUltra66を使用しているが、i815EでATA/100が使えるから問題ない。
ということで、サブマシンのM/BをCUSL2に交換することに決定。CPUは、3万円台のモノがお買い得と言われている。ちょうど800MHz当たり。これ以上だと5万、8万と値が離れていく。どうせなら、FSBを133MHzで駆動したいので800EBMHzのFC-PGAなPentium!!!に決定した。

メインはM/B。チップセットにi815Eを採用したASUSTeKのCUSL2をチョイス。やっぱり、マイクロATXではPCIバスが少なすぎるし、オンボードのサウンド環境が気に入らない。ATXなCUSL2しか選択肢はない。

で、箱から出してみた。PCIバスが6本というのはうれしいです。ただ、CMOSが基板に直付けなので、「ROM焼き大丈夫」が使えない。あと、コンデンサがソケットに結構近い。まぁ、これだけ空いていれば大丈夫だろうけど、あまりに近いとCPUクーラを付けるときにポロってことにも... AGPはAGP Pro対応。通常のAGP版を間違って挿さないように黄色のダミーで蓋がしてある。IDEがブルーでATA/33でないことが分かる。

CPUはPentium!!!の800EBMHz。Eはセカンドキャッシュがオンダイであることを、BはFSBが133MHZであることを示している。FC-PGA版なので、緑の板の真ん中にダイがぽこっと浮き出ている。

そこで登場するのがこのFC−PGA用CPUコア外周熱伝導板。銅製で真ん中に穴があり、角もCPUに合わせて切ってある。
ということで、パーツリスト。
| パーツ名 |
メーカ |
機種名 |
購入価格 |
流用品 |
| ケース |
テクノバード |
TH-762 |
|
\15,799 |
| M/B |
ASUSTeK |
CUSL2 |
\16,799 |
|
| CPU |
intel |
Pentium!!!/800EBMHz |
\35,800 |
|
| 熱伝導板 |
親和産業 |
SS-FCPGA-RAB |
\1,280 |
|
| メモリ |
ノーブランド |
PC100 CL=2 |
|
\9,980 |
| メモリ |
ノーブランド |
PC100 CL=2 |
\14,980 |
|
| HDD |
WesternDigital |
WD136BA |
|
\14,980 |
| FDD |
TOMCAT |
不明 |
|
\4,980*2 |
| CD−ROM |
PIONNER |
DR-566 |
|
\16,800 |
| GA |
3dfx |
Voodoo3 3000 |
|
\25,740 |
| SCSIカード |
I/O DATA |
SC-UPCI |
|
\9,500 |
| サウンドカード |
クリエイティブメディア |
Sound Blaster Live! / Value |
|
\8,800 |
| NIC |
MELCO |
LGY-PCI-TXR |
|
\5,999 |
|
|
合 計 |
\68,859 |
\117,558 |
|
|
|
総 合 計 |
\186,417 |
これで組み立てて完成。では終わらなかった。CD−ROMがM/Bと当たって、収まらない。急遽、ケースを購入することに。

HDDリムーバブルケースは奥行きが長い。必然的に5インチベイの上の方を占領する。残ったCD−ROMドライブを5インチベイの一番下に取り付けようとすると、M/Bと干渉して取り付けられない。そこで今回急遽購入したのが、ソンチア製のTQ-700MK3S-250。奥行きが465mmある。これなら大丈夫だろう。近くのショップで\13,799にて購入。

まず、側板2枚を外し、天板を取り、フロントパネルを外す。これで、剥き出しのケースが現れる。5インチベイの2段目と3段目のシールド板を取り、3.5インチベイユニットを外したのがこの状態。ケースの丸裸である。

これが3.5インチベイユニット。ごろっと右に横倒しした状態で撮影した。一番下(左)はシャドウベイになっている。この一番上(右)と真ん中にFDDを2台取り付ける。

ケースは奥行きがあるので、1番上にCD−ROMドライブを取り付け、
2段目、3段目にHDDリムーバブルケースを取り付けた。3段目でもM/Bと干渉しないと言うのが、うれしい。

ドライブ類を一通り取り付けた状態で横から撮った写真。2段目、3段目のHDDリムーバブルケースがM/Bと全く干渉してない。やはり、ケースは奥行きが450mm以上ないとダメなのだ。

すべての配線が終わったところ。真上から撮ったので、ケースの奥行きの長さが一目瞭然だ。(^_^) M/B名から「CUSL2−ME80T1」と命名した。
完成したらまずする事と言えば、ベンチマークテストなのだ。
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
22829 33631 25508 12591 12896 18226 74
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
56743 43938 4299 551 23325 25005 23853 C:\20MB
HDDは、RAIDを組んでない分性能が低いからメインマシンよりは、総合値は劣るけど、CPUやメモリ周りのスペックはすごいもんです。メインマシンもスペックアップしたいところ。まずは、CUSL2のBIOSがもうちょっと落ち着いて、オーバー1GHzなCPUが安くなるのを待つこととしよう。
さて、
2号機のトラブルにより、M/Bがリプレイスされ、1号機とM/Bが同じになった。M/B名を基準にしていた命名規則では2つのマシンの区別がしにくい。そこで、単純に1号機、2号機を区別し、CPUスペックが分かるように命名することとした。名付けて「PC−ME1/80T1」である。「80T」がCPUを指す。これはNECのMateシリーズのCPU表記に倣った。80がクロックの800MHzを示し、「T」がPentium!!!(Coppermine)を示す。最後の「1」はM/Bを交換後に改造した回数である。M/Bを変えたので「1」に戻った。
ちなみに、NECのMateシリーズのCPU表記は下記のようになっている。
| 記号 | CPU種別
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|---|
| C | Pentium
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| D | Pentium II
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| H | Celeron
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| J | Pentium !!! / Katmai Core
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| T | Pentium !!! / Coppermine Core
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| N | AMD / Athlon
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| R | AMD / Duron
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| S | Pentium 4
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| V | Pentium 4 / Northwood Core
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| W | Transmeta / Crusoe
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| X | Celeron / Willamette Core
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12.PC−ME1/80T2

さて、第2の人生を歩みだした「P2B」であるが、G400と相性が悪いとの連絡が入った。そこで、稼働実績のある「Voodoo3 3000」と「G400」を物々交換することになった。ここに「PC−ME1/80T2」が誕生した。
PC−ME2はRAIDカードの相性でしばらく調子悪かった。それが解決したと思ったら、今度はPC−ME1が不安定になった。PC−ME2とメモリやビデオカードを変えてみたが状態は変わらず。さらに
815のドライバも変えて少し安定したようだが... 結局、マウスの故障が原因だった... USB接続であったため、システムが不安定になったみたい。
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