Rev.002
3.T・E・N・T期
このページでは、T・E・N・Tレーベル時代の1985年から1987年までを扱う。期間は2年と短いが、高橋幸宏の黄金期とも言える名作が目白押しである。
ONCE A FOOL,.../高橋ユキヒロ
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | 遙かなる想い | Inst.
| | A.2. | 冬のシルエット | 日
| | A.3. | Providence/素晴らしき幻想 | 日
| | A.4. | 仕事を終えたぼくたちは | 日
| | A.5. | ONE MORE CHANCE | 英
| | B.1. | SAILOR | 日
| | B.2. | I SAW THE LIGHT | 英
| | B.3. | 昆虫記 | 日
| | B.4. | 泣きたい気持ち | 日
| | B.5. | 今日の空 | 日
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1985年11月1日に高橋幸宏(33歳)がT・E・N・Tレーベルとしてリリースした初のソロアルバムで、通算10作目。
特徴的なのは、サウンドが今までと違う独特の雰囲気を持っていること。これは、今まで使用していたシンセがDX-7やProphet5が中心であったが、CASIOとタイアップして、使用シンセが全てCASIO製(CZシリーズ、PD(Phase Distortion)音源(波形を歪ませてサウンドを作る)を採用したもので、YAMAHAのFM(Frequency Moduration)音源に対抗したもの)であることだ。それと、日本語の歌詞が多く、恋愛ものの歌詞が多い。
一言で言えば、「幸宏のアルバムで、これが1番お気に入り!」。彼の今回のこだわりは、サウンドだけでなく、エンディング。絶対にF.O.(Fade Out)をしない。ドラムのタムを多用して終わる。当時、坂本龍一がサウンド・ストリート(NHK FM)で「World famous Yukihiro Ending」と称している。(^_^)
A.1〜A.2のメドレーは美しく、A.4は恋愛成就の曲で、MEのカラオケの十八番でもある。(MEのカラオケの十八番は他に、B.1,B.5と前兆で、UGAで歌える。) A.5のリズム隊は、WILD & MOODYのB.1の使い回しだ。それだけ、気に入っていると言うことだろう。B.1はMTVで流れるのをイメージして作ったそうだ。
B.5は最初は曲の構成が変わっていて馴染めなかったが、「極楽テレビ」(出演:島田紳介、斉藤晴彦、高橋幸宏という不思議なバラエティ番組)のエンディング曲に使用され、好きになった。(もっとも、この番組は1回目の視聴率があまりにも悪く、たった3回で番組が打ち切られたという、幻のテレビ番組だ。) それはさておき、普通の曲は、Aメロ×2、Bメロ、サビで1番が出来ていて、それを2回繰り返して間奏に入り、最後にサビを2回繰り返すというのが王道だ。しかし、この曲は、サビとAメロで1番が出来ていて、間奏のところに別のメロディーラインがある。さらに、最初のドラムサウンドが途中で入れ替わるというギミックまである。
どの曲も聴きやすく、アルバム全体としての完成度も非常に高い。一押しのアルバムである。
THE BRAND NEW DAY/高橋 幸宏
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | 四月の魚/POISSON D'AVRIL | 日、仏
| | A.2. | 二人の陰に | 日
| | A.3. | 前兆 | 日
| | A.4. | Flashback | 日
| | A.5. | 白銀は招くよ | 日
| | B.1. | WALKING TO THE BEAT | 英
| | B.2. | THE REAL YOU | 英
| | B.3. | ARE YOU RECIVING ME? | 英
| | B.4. | DRIP DRY EYES | 英
| | B.5. | The April Fools | 英
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1985年12月21日に¥ENレーベルから発売された初のベストアルバム。
この時点で既にCANYONに移籍しているのだが、ALFAが最後の荒稼ぎ(失礼!)として出したアルバムだ。A面が日本語曲、B面が英語曲という選曲になっている。
MEはベスト版は買わない主義なのだが、当時(1988年頃)、まだ「ボク、大丈夫?(日本語版)」がCD化されておらず、A.2,A.5をCDで聴くために買った。
STAY CLOSE/Yukihiro Takahashi and Steve Jansen
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | STAY CLOSE | 英
| | B.1. | BETSU-NI | 英
| | B.2. | STAY CLOSE(Weirder World) | Inst.
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1986年2月21日にT・E・N・Tレーベルからリリースした12インチ・シングル。
1985年に行われた高橋幸宏のライブで、スティーヴ・ジャンセンはゲスト・ミュージシャンだった。その時に約2週間を掛けて作成されたものだ。
A.1がハードな曲なので、B.1はソフトな曲。それが気に入ってか、後日リメイクしている。A.3のドラムはライブなサウンドで強烈なインパクトがある。全体として、シンセはやはりCASIO独特の音が出ていて、不思議な世界観がある。
...ONLY WHEN I LAUGH/高橋幸宏
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | WEEKEND/悲しいウィークエンド | 日
| | A.2. | SOLUTION | 英
| | A.3. | LIFE LILE A RIVER | 英
| | A.4. | 今の僕から… | 日
| | B.1. | EPISODE 87 | 英
| | B.2. | CAMP | 日
| | B.3. | 家に帰りたい | 日
| | B.4. | 夢からさめたら…(天使はすぐそこにいた) | 日
| | B.5. | MOONLIGHT FEELS RIGHT | 英
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1986年8月21日にT・E・N・Tレーベルから高橋幸宏(34歳)がリリースした2枚目のアルバム。通算11枚目のアルバム。
一言で言えば、「幸宏の恋愛もの第3弾」。「薔薇色の明日」、「ONCE A FOOL,...」、そしてこの「...ONLY WHEN I LAUGH」は恋愛ものが多く、ファンも多い。 A.1はダイハツ ミラ TR−XXのCMソングにもなったが、彼のいる女性に片想いし、A.4で自分の状況を考え、B.2で告白し、B.3,B.4で恋が実る。アルバム全体が恋愛小説のようだ。
サウンド的には、前作同様、CASIOのシンセをフューチャーしており、独特なサウンドだ。A.4は「今日の空」のように前半のドラムがTR-808で、後半から生ドラムが被さる。また、ストリングスが美しくて、好きな曲だ。
逆に残念なのは、B.2だ。サビのラストの歌詞が「帰らなくていい
なら」が、最後は「帰らなくていい
から」に変わるのがポイントなのだが、そこをもっと強調して欲しかった。(だから、URBAN DANCEにやり直しさせた?)
当時のエピソードとしては、B.1がRPGに幸宏が填ってMAPを彷徨っているのが曲のテーマになっていることがある。そのRPGとは、ファミコンのゼルダの伝説(ディスクシステム版)だという話しだ。カヴァーはB.5。間奏でのシロホン(木琴)のソロが格好良い。
La Pensee/高橋幸宏&山本耀司
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | Parfum de l'aube/序章−夜明けの香り | Inst.
| | A.2. | Memories d'un homme/回想−男 | Inst.
| | A.3. | Memories d'une femme/回想−女 | Inst.
| | A.4. | Brise/微風 | Inst.
| | A.5. | Entracte/休憩 | Inst.
| | A.6. | Parano-mania | Inst.
| | B.1. | Voyage a travers le "futur-proche"/近未来紀行 | Inst.
| | B.2. | Les filles qui arrivent de la Chine/中国から来た娘達 | Inst.
| | B.3. | OLD STEP/旧ステップ | Inst.
| | B.4. | Professeur "Fate"/フェート教授 | Inst.
| | B.5. | Bondissement/跳梁 | Inst.
| | B.6. | Errance/彷徨 | Inst.
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1987年5月21日にT・E・N・Tレーベルからリリースされたフルインストのアルバム。クレジット上は連名であるが、正式には山本耀司のファッション・ショーのために幸宏が曲を提供し、それをアルバム化したものである。
サウンド的には、サンプリングが多用され、A.2ではビードロやトイピアノが、A.3,A.4ではタップが、B.2ではチアリーダの声を逆回転させて中国語のような声が聴ける。B.6はなんか懐かしさを感じる曲だ。アルバム全体でファッション・ショー用のBGMと言うよりは、古い映画のサウンド・トラックという印象だ。
ファッション繋がりで企画されたアルバムだが、山本耀司とのコラボによるアルバムは、以後も発売されることになる。それにしても、B.3以外全てのタイトルがフランス語で、曲名を打つのが大変だった。
EXITENTIALIST A GO GO −ビートで行こう−/The Beatniks
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| 曲順 | 曲 名 | 歌詞
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| A.1. | TOTAL RECALL | 英
| | A.2. | ある晴れた日に | 日
| | A.3. | 初夏(なつ)の日の弔い | 日
| | A.4. | COMMON MAN | 日
| | A.5. | THEME FOR THE BEAT GENERATION | Inst.
| | B.1. | ちょっとツラインダ | 日
| | B.2. | STAGE FRIGHT | 英
| | B.3. | 大切な言葉は一つ「まだ君が好き」 | 日
| | B.4. | GAINS OF LIFE | 英
| | B.5. | PILGINS PROGRESS | 英
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1987年6月21日にT・E・N・Tレーベルからリリースした「The Beatniks」のセカンド・アルバム(高橋幸宏:35歳)。
ひたすら出口を探して見つからないと悩んでいた彼らは、どうやら出口から出てきて急に垢抜けたようだ。(^_^) それでも、完全復活ではなく、昔を思い出して懐かしんでる。そんな感じのアルバムだ。
一番好きなのは、シングルカットされたB.1。「夜のヒットスタジオ」で2回見れた。是非、コピーしたい曲であるが、リズム隊の再現が難しそうだ。B.3の青春している歌詞も好きな曲である。
「The Beatniks」として、一番お薦めできる1枚だ。
高橋幸宏の黄金時代と言えるT・E・N・Tレーベル期はここまで。翌年から東芝EMIに移籍し、EAST WORLDレーベルで活動することになる。
次のページ(EAST WORLD期)に続く。
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EAST WORLD期