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Yukihiro Takahashi's CDs




4.EAST WORLD期

 このページでは、EAST WORLD時代の1988年から1995年までを扱う。期間は7年、高橋幸宏がだんだんとアコースティック路線に転換していく頃である。




EGO/高橋ユキヒロ

曲順曲   名歌詞
A.1.TOMORROW NEVER KNOWS
A.2.LOOK OF LOVE
A.3.EROTIC
A.4.朝色のため息
B.1.SEA CHANGE日、英
B.2.DANCE OF LIFE
B.3.YES
B.4.LEFT BANK
B.5.ONLY THE HEART HAS HEARD

 1988年11月16日に高橋幸宏(36歳)がEAST WORLDとしてリリースした初のソロアルバムで、通算13作目。タイトルは「エゴ」ではなく「イーゴ」。

 CDがこの世に登場したのが1982年。1986年には生産枚数がLPよりCDが多くなり、高橋幸宏もLPを出すのはこのアルバムが最後となった。そして、MEが就職してCDコンポを入手し、このアルバム以後、LPではなくCDを購入することになる。

 余談ではあるが、CDは凹凸のあるポリカーボネート(透明なプラスチック)にアルミニウムを蒸着させたものであり、わずかな隙間から水分が入り、アルミの剥離が発生するため、その寿命は20年〜30年だという。このCDも現時点(2006年)で、28年も経過している。大事なCDはCD−Rにコピーして聴くとか、HDDにデータとして保存した方がよいのかもしれない。

 さて、アルバムの話しに戻ろう。カヴァーはA.1、ヴォーカルが幸宏以外というB.2も変わっている。B.4は作曲が「Beatniks」とクレジットされている。

 今改めて聴くと、アルバムとしての完成度も高く、サウンドも心地良い。移籍後の第1弾としては申し分ないのだが、MEには印象が薄い。社会人になって、右も左も分からないまま、夢中で仕事をこなしていたから、ゆっくり鑑賞する時間がないまま過ごしたからだろうか?







YEN RECORDS HISTORY/YEN SINGLES+α(¥ENレーベル ツインベスト 2 BY 1)/オムニバス

曲順曲   名歌詞
1-5.ARE YOU RECEIVING ME?
1-6.AND I BELIEVE IN YOU
1-7.君に、胸キュン。(Y.M.O.)
1-8.CHAOS PANIC(Y.M.O.)
1-11.前兆(まえぶれ)
1-12.ANOTHER DOOR
1-13.過激な淑女(Y.M.O.)
1-14.SEE-THRIUGH(Y.M.O.)
2-1.以心電信(Y.M.O.)
2-2.希望の河(Y.M.O.)
2-9.「四月の魚」テーマソング日、英
2-10.君にサープライズ!

 1988年11月28日にALFAレコードから発売されたオムニバスアルバム。

 この時点で既にCANYONを経て東芝EMIに移籍して初のアルバムをリリースした時期に、またまたALFAが最後の悪足掻き(失礼!)で、¥EN時代所属アーティストのシングルコレクション集として出したアルバムだ。

 それでも買ってしまう理由は、当時シングルとして発売され、アルバムに収録されることの無かったB面曲が初めてCD化さてて、収録されているからである。それが、1-6,1-12だ。ちなみに、2-9はシングル用にショートバージョンになっている(原曲は6分37秒で、シングル版は4分49秒)。

 シングルのエピソードとしては、ニッカのウィスキーのCMソングとして使用されたのは、最初はB面の方の1-6で、後にA面の1-5に変わった。1-11はMEの大好きなバラード曲だが、そのB面となる1-12は非常に暗い。「また、出口探しているの?」って感じだ。







STAY CLOSE/Yukihiro Takahashi and Steve Jansen

曲順曲   名歌詞
A.1.STAY CLOSE
B.1.BETSU-NI
B.2.STAY CLOSE(Weirder World)Inst.

 1986年2月21日にT・E・N・Tレーベルからリリースした12インチ・シングル。

 1985年に行われた高橋幸宏のライブで、スティーヴ・ジャンセンはゲスト・ミュージシャンだった。その時に約2週間を掛けて作成されたものだ。

 A.1がハードな曲なので、B.1はソフトな曲。それが気に入ってか、後日リメイクしている。A.3のドラムはライブなサウンドで強烈なインパクトがある。全体として、シンセはやはりCASIO独特の音が出ていて、不思議な世界観がある。





天リ(あっぱれ)/Sasistic Mica Band

曲順曲   名歌詞
1.Boys & Girls日、英
2.脳にファイアー!/Brain's On Fire
3.薔薇はプラズマ
4.賑やかな孤独
5.暮れる想い
6.42℃のピクニック日、英
7.ダシール・ハメット&ポップコーン
8.UN COCO LOCO
9.愛と快楽主義者
10.7days, at last!


 1989年4月8日に東芝EMIからリリースされた第2期S.M.B.(サディスティック・ミカ・バンド)のアルバム。実に12年ぶりのS.M.B.復活である。

 第1期S.M.B.は、青春というか、良い意味での青臭さがあったけれど、第2期はボーカルに桐島かれん(写真家「桐島ローランド」の長女)を迎えて、加藤和彦、小原礼、高中正義、高橋幸宏の5人編成。ということで、M.は「MIKA」ではなく「MICA」に変更されている。

 サウンド的には幸宏色が強いのだが、非常にポップで、他のメンバーの影響もあり、新S.M.B.としてのサウンドにまとまっている。お気に入りは、1.と7.で、1.はMAZDAのDEMIOのCMソングとして、テレビで何度も聞くことが出来た。7.はなんてことないポップなナンバーなのだが、そういう何気ないポップなサウンドがMEはこの上なく好きだったりする。

 10.は作曲がトノヴァン(殿番;加藤和彦)、作詞が当時の妻安井かずみ(1994年死去)という夫婦による共作。なお、前妻は「ミカ」こと「福井ミカ」であり、バンド名の由来になっている。ちなみに3番目の奥さんはオペラ歌手の「中丸三千繪」さんで、前婦人。恋多き人生でないと、ミュージシャンは務まらないということだろうか。

 話が逸れたが、10.の歌詞は旧約聖書から来ている。この影響からか、高橋幸宏はその後、宗教色の強い感じのするタイトル「天国」、「来世」、「幸福感」という3部作に繋がって行くのであった。


リ天(LIVE AT TOKYO 1989)/Sasistic Mica Band

曲順曲   名歌詞
1.颱風歌
2.薔薇はプラズマ
3.42℃のピクニック日、英
4.脳にファイアー!/Brain's On Fire
5.暮れる想い
6.愛と快楽主義者
7.7days, at last!
8.ダシール・ハメット&ポップコーン
9.ファンキー MAHJANG
10.UN COCO LOCO
11.賑やかな孤独
12.BOOGIE MEDLEY
サイクリング・ブギ、ピクニック・ブギ、ダンスはスンダ
13.黒船(嘉永6年6月4日)Inst.
14.タイムマシンにおねがい
15.塀までひとっとび
16.Boys & Girls日、英


 1989年7月12日に東芝EMIからリリースされた第2期S.M.B.(サディスティック・ミカ・バンド)のライブアルバム。

 曲は、天リ+第1期S.M.B.のベストという感じ。一番面白いのは、12.で、第1期S.M.B.のブギをメドレーにしつつ、メンバー紹介ありのなぜか「ザ・フォーク・クルセダーズ」の「帰ってきたヨッパライ」のフレーズまで飛び出す。

 サポートメンバーは、大村憲司(G)、矢口博康(Sax)、Micky Curry(Dr)、Tom Mandel(Key)の4名。サポートメンバーになぜドラムが居るのかというと、曲によって、幸宏がドラムを叩いたり、唄うときはキーボードを前にして歌に専念するため。この辺りは、散開コンサート風?

 で、やっぱり、不滅の名曲「タイムマシンにおねがい」が収録されている。





 いつ全てのページが完成するか、自分でも不安に思うのだが、第2期S.M.B.が出てきたところで、一挙に17年ワープして、最新の第3期S.M.B.を紹介しておこう。


NARKISSOS/Sasistic Mikaela Band

曲順曲   名歌詞
1.Big-Bang,Bang!/愛的相対性理論
2.Sadistic Twist
3.in deep hurt
4.The Last Season
5.King fall
6.sockernos
7.Tumbleweed
8.Jekyll
9.Low Life and High heels
10.NARKISSOSInst.
11.タイムマシンにおねがい(2006 Version)
DVD.1.タイムマシンにおねがい(2006 Version)
DVD.2.Big-Bang,Bang!/愛的相対性理論


 2006年10月25日にコロムビアからリリースされた第3期S.M.B.(サディスティック・ミカ・バンド)のアルバム。第2期から17年ぶりのリリース。

 第3期はボーカルに木村カエラを迎えて、加藤和彦、小原礼、高中正義、高橋幸宏の5人編成。ということで、M.は「MIKA」でも「MICA」でもなく、「Mikaela」である。(笑) 声質は、2台目のかれんより初代のミカに近いが、歌はカエラの方がうまい。

 「タイムマシンにおねがい」は、第1期〜第3期の全てのS.M.B.のアルバムで聴くことが出来るのだが、出来は第3期が一番良い気がするが、昔から何度も聞いている第1期に親しみを感じてしまう。MEが所属していたバンド「IYA^2」でも1993年に演奏したことがあるし、エンディングになると指折り11回数えて「タイ!」を叫ぶのは、今も昔も変わらない。

 元々、キリン・ラガー・ビールのCM用に「タイムマシンにおねがい(2006 Version)」を作っただけだったのだが、その反響が予想以上で、「ここまで来たら、フルアルバム作っちゃえ!」と言う話しになった。メンバーのそれぞれが曲を持ち寄り、6月にバンド形式で一発録り。歌詞は後からで8月にヴォーカル録り。「三止めの正直! 音があれば、年の差なんて!」とキャッチフレーズに、おじさん達(高橋幸宏:56歳)とその娘という感じで盛り上がっている! その雰囲気は初版限定で、同梱されているDVDを見るとよく分かる。ということで、先録りの「タイムマシンにおねがい(2006 Version)」は、ボーナス・トラックという位置付けになっている。

 サウンド的には第1期に近いギター中心の曲が歌詞を含めて凄くS.M.B.的なのだが、幸宏の曲はすぐに聞いて分かる程にサウンドは「BLUE MOON BLUE」そのもの。それは、結成から33年という時間の間に、幸宏のサウンドが色々な人の影響を受けてどんどん変化していったということの証明なのかもしれない。逆に他のメンバーのサウンドは全く変わっていない感じだ。そんなミスマッチな感覚こそがS.M.B.らしさと言うことなのかもしれない。


 工事中



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